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2013.10.05 Saturday

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2012.04.11 Wednesday

頭の上にブロッコリー



沖縄タイムズ 4/10記事より

[大飯原発再稼働]不安つきない拙速対応

原発再稼働に向けた手続きがとんとん拍子だ。たとえば、こんな具合である。日付に注意しながら読んでほしい。

 野田佳彦首相と関係3閣僚は6日、定期検査のため停止している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け、新たな安全基準を決めた。首相の指示を受け新基準を作成したのは、あの経済産業省原子力安全・保安院。首相の指示から基準決定まで正味2日というフルスピードだ。

 枝野幸男経産相は、新安全基準を決定したその日、関西電力に対し、中長期的な安全対策の実施計画(工程表)を提出するよう指示した。関西電力の八木誠社長は土、日をはさむ週明けの9日午前、電光石火の早業で工程表を提出。これを受けて政府は9日夕、4回目の関係閣僚会議を開き、工程表は安全基準に「おおむね適合している」との判断を示した。

 政府は、周到なスケジュールを練り上げ、それに合わせて再稼働の手続きを進めているのではないか。

 5月5日には、北海道電力泊原発3号機が定期検査のため停止し、国内で稼働する原発がゼロになる。「原発ゼロ」の日を迎える前に、大飯原発の再稼働に道筋をつけ、予想される夏場の電力不足に対処する―政府の息せき切った動きを見ていると、そんな思惑が見え隠れする。

 あまりの拙速は逆に不安をかき立てる。「再稼働ありき」の手続きは危うい。

 東京電力福島第1原発事故の教訓は本当に生かされているのだろうか。

 原発の「安全性」と夏場の「電力不足」を天秤(てんびん)にかけてはならない。

 信頼できる情報に基づいて夏場の電力の需給見通しを明らかにし、電力不足が予想されるのであれば、影響を最小限に抑えるため必要な対策を講じるのは当然である。しかし、その場合でも、優先されるべきは「安全性」だ。

 政府の新たな安全基準は、福島第1原発事故の直後に、電力各社がとった応急措置と多くの点でだぶっている。「安全のための基準」というよりも、残念ながら「再稼働のための基準」という色合いが濃い。

 9日の関係閣僚会議で安全基準に「おおむね適合」と評価された工程表のうち、まだ実施されていない項目も少なくない。そんな状態で本当に再稼働にゴーサインが出せるのだろうか。

 そもそも、国会や政府の事故調査結果がまとまっていないのに新たな安全基準を作成するのは性急すぎる。

 本来なら新たな安全基準は、原子力安全・保安院に代わる新たな規制組織が、事故の最終調査結果を踏まえて、作成すべきものである。

 安全神話の旗振り役でもあった原子力安全・保安院が、新たな安全基準づくりに関わること自体、安全性に対する信頼を失わせるものだと言わざるを得ない。

 安全神話が崩壊したあと、どのようにすれば原子力発電所の安全性を示すことができるのだろうか。 

2013.10.05 Saturday

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