2010.08.31 Tuesday
最後はパギやんに来てもらわなあかんなー
最近ますますトキタラがやんちゃ。
叱っても言うこと聞かないことも増えてきた。
「そんなことしてるとお化けが来るぞー」と、おどかしても
「お化けだぞー」と二人でキャキャーお化けのマネをする始末。
ちょっと前までは、バリ島のお面(ロンボクマスク)をつけて
神様の真似をすれば効果覿面だった。
それも飽きられて、最近は富山から送ってもらった獅子舞!
このままだとどんどんカブリモノが増えていくわー。
2010.08.29 Sunday
ラッチョドローム
ヨーロッパも夏休みなのか、
北陸方面のサンダーバードでも外国人をよく見かける。
以前に酩酊インド人を助けた話書いたけど、
今週も富山駅で子ども4人連れたフランス人家族の道案内した。
1番下の子は時蔵くらいの歳で、お父さんは大汗かいてた。
今週はそして、
見慣れない番号で中国人の女の人からも電話かかってきた。
会社の携帯だったから、
さては前任者がスナックの女の子に番号教えたのかと思ったら、
(実際何度かある!笑)
話しているうちに
1年ほど前に同じように北陸で助けた人だと分かった。
電車を乗り過ごして途方にくれてるところに出会い、
携帯の充電が切れているというので
プラットホームの立ち食いそば屋で電源を借りてあげた人。
1度しか会っていない僕に対して
「今は富山に住んでいるけど、
子どもの進学もあるし近々どこか都会に引っ越したい。
東京か京都か大阪かどこが良いと思う?」という相談を受ける。
しかも勤務時間中に。
不思議な縁だなと思った。
そうこうしているうちに、
北陸の電車で知り合った人を訪ねて
世界中を旅行できるようになるかもしれないな。
2010.08.19 Thursday
65年
出張先の福井で映画『キャタピラー』を観た。
「忘れるな、これが戦争だ・・・」というメッセージを
しかと受け止めるとともに、
僕は何より、関係する方々の素晴らしい仕事ぶりに感化された。
監督の若松孝二さんや主演寺島しのぶさんほかキャスト、
上映した映画館「メトロ劇場」、
主題歌を歌った元ちとせさんとピアノの坂本龍一さん、
誰もが自分の務めを高い完成度で果たしている。
それらの仕事に敬意を払うとともに
僕も自分の持分をきちんと守る必要があるなと思った。
戦後65年と言うけれど、
今も同じ空気を吸っている人が悲劇の中に居るわけで
他人事にしたくないと考えている。
最後に、主題歌の「死んだ女の子」の歌詞が
響いたので以下に紹介します。
作詞:ナジム・ヒクメット
訳詩:中本信幸
あけてちょうだい たたくのはあたし
あっちの戸 こっちの戸 あたしはたたくの
こわがらないで 見えないあたしを
だれにも見えない死んだ女の子を
あたしは死んだの あのヒロシマで
あのヒロシマで 夏の朝に
あのときも七つ いまでも七つ
死んだ子はけっして大きくならないの
炎がのんだの あたしの髪の毛を
あたしの両手を あたしのひとみを
あたしのからだはひとつかみの灰
冷たい風にさらわれていった灰
あなたにお願い だけどあたしは
パンもお米もなにもいらないの
あまいあめ玉もしゃぶれないの
紙きれみたいにもえたあたしは
戸をたたくのはあたしあたし
平和な世界に どうかしてちょうだい
炎が子どもを焼かないように
あまいあめ玉がしゃぶれるように
炎が子どもを焼かないように
あまいあめ玉がしゃぶれるように